『ラーラはただのデブ』(シェリー ベネット・集英社文庫)

筋トレをするときは、一日おきにするのが定石なわけです

(筋肉が回復してから次のトレーニングをすることで

筋肉が強くなるため)。

したがって、週3日くらいのワークアウトが一番良い。

それはいろんな人がおっしゃっていることです。

 

けど、思うじゃないですか?

「よし、理論はわかった。

けど、例えば週3日以上行ったらどうなるんだろう?」って。

 

というわけで先々週は週5日ジムに行って

先週は4日行ってみました。

 

そして週3日以上行ったらどうなるか、自分なりに結論が出ました。

 

結論。

週5日ジムに行くと、疲れる

 

当たり前だ。と思われるかもしれませんが

一回のワークアウト自体はそんなにきつく

ないし、毎日でも行けるんじゃないか?

とか思っちゃうんですよね。

軽めのワークアウトは、楽しいですしね。

 

けど今の自分にはちょっと疲れがたまりすぎるかなぁ?

と思いました。

 

体重はなぜ停滞したのか?答えは「代謝」です。

運動量を比べて、疲労回復量がカラダの安全ゾーンを

超えたために代謝が下がり、体重も停滞したのです。

一般の人がこれほどの運動量をこなすと、強制的に

代謝を上げられエネルギー消費をしいられるため、

反動で極端に基礎代謝が下がってしまうことがあります。

また、食欲が増大したり乱れやすくなります。

 

p.119
『体脂肪コントロールトレーニング』佐々木豊・主婦の友社

 

 ☆

ここ最近の私は最近体重体重とばかり

ブログに書いており、

体重減らすことにばかり取りつかれてる人に

なっちゃってるんじゃない?と少し怖くなり

戒めとしてこの本を読みました。

 

 『ラーラはただのデブ』(シェリー ベネット・集英社文庫)

主人公ラーラ誰もが振り返るほどのスリムな美人。

一日おきのワークアウトは欠かさない。

 

彼女は子供の頃から数々のミスコンで優勝し

学校のホームカミング・クイーンにも選ばれ、

完璧なパパとママまでいるお嬢さま。

 

けれどある日、ラーラは毎日のように体重が増えつづける

治療法のない奇病にかかる。

ワークアウトを週5回に増やしても、増え続ける体重。

最終的に100kgくらいに到達、別人のようになってしまう。

 

さあどうなる?

という内容の小説です。

 

すっごくおもしろかったです。

「人として大切なのは見た目や体重じゃない」という

当たり前だが忘れがちなメッセージを

説教臭くなく、リアルに伝えてくれます。

ラストまで読むと、ラーラの体重がなにを象徴していたのかが

わかるようになっている構成が秀逸です。