鬱だけど女性科の予約が取れなかった
M師匠におすすめの女性科病院・クリニックをご教授いただく。ありがとうございます!本日、3軒女性科の病院に電話をかけてみたが、いずれも当日の診察は予約がいっぱいだった。
以前かかっていた大学病院も、最後の受診から2年経っているので初診扱いになり、紹介状なしでは予約自体とれない、予約がとれたとしても6月になるとのこと。
電話したもう一軒のクリニックも、ゴールデンウイークをはさむので予約がとれたとしても5月の終わりごろになりそうだと言われる。
それ以外の近場の女性科クリニックのHPをいろいろ見てみたが、明日の木曜は休診のところが多く、その翌日から5月9日までゴールデンウイークでお休みのところがほとんどだった。
午前3時に飲んだ手持ちの痛み止めのおかげで動けはするが、頭に霧がかかったようでうまく思考が回らない。
ぐらんぐらんする頭をかかえ込んだ。
もう今日を逃したら、5月9日、つまり11日後までどこの女性科病院もお休みになってしまうじゃないか……!
しかも手元にあるのは、頭への攻撃は抜群だが痛みへの効きはイマイチの鎮痛剤だけ。それすらも11日を過ごせるだけの量は残っていない。
下腹部はずきんずきん痛みつづけているし、卵巣は大きな石のように骨盤内でごろんごろんしている(ように感じる)。この腫れた卵巣と痛みはどうすればいいの?
途方に暮れた。
いや、しかし。と思い直す。
子宮内膜症の治療って、こういうものなのだ !!
子宮内膜症やその他女性科疾患を治療できる女性科クリニックや病院の数は、ほんとうに限られている。全国から飛行機や新幹線に乗って患者さんがどっと集まってくるくらいに、日本にはそれらを治療できるところが少ない。
おすすめなところが混んでいるのは当たり前だのクラッカー。
こういうときは、鎮痛剤をのんでやり過ごすしかない。そう、鎮痛剤をまずは確保しなくては……!
鎮痛剤がなければ死んでしまうくらいに痛い。自分がすでに信頼を寄せているところ以外の病院に行く気力はこの時の私には残っていなかった。
ということで最後の砦、かかりつけの精神科に泣きついた。
普段優しい主治医だが、相当迷惑そうな顔をしていた。
当たり前だ。
ヘンな鎮痛剤を飲んでろれつが回らない女が、全然違うフィールドである女性科の問題を持ち込んでいるのだから。
すみません。
私がのんでいた鎮痛剤は、お腹には効かない種類だそうで、女性科の疾患には効かないうえに意識がもうろうとするから飲んではいけないと怒られた(ぐらんぐらんする原因がこれでわかりました)。
主治医に大変なご迷惑をおかけしながら正しい鎮痛剤を処方してもらえた……すみません。そしてありがとうございます。
今かかっている女性科にも、紹介状を書いてもらうよう手配をした。
あとは気合で病院になんども電話をかけつづけて予約を入れさせて頂くだけだ。
行きたい女性科は、どこもゴールデンウイークあけても予約がいっぱいで、改めておかけなおし下さいと言われた。現時点でどこにも予約できていません。
このように子宮内膜症の治療は、初診までの時間が結構かかる。治療を始めた10年まえもそうだった。子宮内膜症の治療においては、なにをおいてもまず初診に辿り着くまでに折れないハートを養う必要がある。
主治医に処方してもらえた正式なお腹用の鎮痛剤はよく効いたのでホッとした。飲んだ瞬間、ぱっと下腹部が軽くなりあったかくなったように感じた。プラセボ効果かもしれないけど。