鬱だから悪夢にうなされた
「△☓○□〜〜!!」
寝言で叫んで目が覚めた。
怖い怖い夢を見ていた。
画像は最新のゲームのように鮮明で、私は子供で、いろんな大人がガチで私を殺しにきたり嫌なことをしてくる、そんな夢。
心臓がバクバクいってる。呼吸がゼイゼイいう。喉の奥からせりあがってくるものがありトイレに行きたいけど寝返りもうてない。
腹が刺しこむように痛いから、早くいつもの薬をのみたいのに腕は1cmもあがらない。
ブー、ブー
携帯がなった。青いランプがチカチカしてイライラする。枕元に置いたそれに目をやるとメールが来ていた。
「さっきうなされていたね。叫び声がきこえたよ。」
一体誰から?アドレスには見覚えがない。
不安で、怖くてイライラして。点滅し続ける青いランプから逃れたくてようやくトイレに立った。途中、いろんなものにぶつかる。
鏡を見たら顔が真っ青で唇は紙のようにしろかった。私はちょっぴり笑った。これぞ私の顔、という気がした。