医療用大麻日記 5日目 婚活のために風呂に入るのではない、風呂に入るために結婚するのだ

あけましておめでとうござ……

やめようじゃないか、俺たちの間にこんな堅苦しい挨拶は。

私ほどの無職万年病気療養中年になると、何が困るかというと、年賀状に書くことがない。

『あけましておめでとうございます! 昨年はパイセンたちの可愛がりを経て会社から卒業、今は意識領域の拡大中です! 今年もよろしくお願いいたします! 注1』

こんなことわざわざ書いて年賀状を出すなんて、関西弁でいうところの「イヤらしい」だ。

縁起の悪いハガキを出すくらいなら何も出さないほうが良かろうと、ここ何年も年末年始の挨拶はカットしていたら今年はついに嵐からも賀状が来なくなった。大野くんは、元気だろうか。

注1訳:えっ……もうあけちゃった、んです!? なにもおめでたいことなんてございません生きててすみません! 昨年はパワハラを経てリストラ、今は医療用大麻試してます! 皆さんに生かされてます皆さんなしでは私などナッシング、いつも感謝しております、愛してます! 

●婚活のために風呂に入るのではない、お風呂に入るために結婚するのだ

こういう時に考えるのは、結婚している人たちは、毎晩パートナーと一緒にお風呂に入れていいですね。ということだ。

(ここでいう結婚は、異性婚、同性婚、両方をさす)

結婚したら「おムコさん」には裸を見せていいんだよ、だから裸でも恥ずかしくないんだよ。

うちは、京都で、そない習ろた気がしますんえぇ?

だから結婚とはすなわち一緒にお風呂に合法的に入っても良い、そういう社会契約なのだし、現在私が何日も風呂に入れていないのは、ひとえに、結婚していないからなのだと思う。

私だって風呂に入りたい、けど入れない。おムコさんがいないのだから。そういうシステムなのだから仕方ない。

婚活して結婚するために風呂に入るのではない、お風呂に入るために結婚するのだ。

つまり私が風呂れないのは社会が悪い。

それにしても、ドラマや映画(それしか夫婦の生体を知る術がない)で結婚した者同士の入浴シーンがあまりないのはなぜだろう? 

現実では皆さん毎日一緒に入ってるし今更映像にするまでもねぇから省略すっからよ、ってことなのか? 

日本のドラマだと結婚してない男同士が一緒に入るシーンなら、ちょくちょく目にするが。

あっ……

いろいろ察せた気もする。



大麻日記5日目

医療用大麻使用も5日目を迎えた。

ようやく熱が下がったので食料の買い出しに行った。部屋にいる虫まで食い尽くしてしまい、このままでは部屋蜘蛛のナッちゃんが飢えるところだったからよかった。

最初の数日はかなりこわごわ使っていた。私は失うものがない背水の陣で内閣のような状態なので何でも試すが大切な読者さま(約3名)にいい加減なものをオススメするわけにはいかないのであえて詳しい商品名など伏せてきた。

今日になってちょっと自信がでてきた。医療用大麻CBD、マジいいかもしれない。

と書いても信用してもらえないであろう。それが医療用大麻というもの……でもマジでいいと思った(言えばいうほど逆効果だ)。

なぜなら、尾籠な話で本当に嫌なんだけど、まあ、その、あれだ、整う。気がする。

痛み止めの副作用の1つが、お便秘さまだ。あとは察してくれ。


・熱が36度
・数週間ぶりに外に(スーパー)でた
・ちゃんと食欲がある
・べろの黒カビは大分改善
・午前と名のつく時間に起き上がれた(起きたと起き上がれたには深い溝がある)
・洗濯できた
クリーピーナッツのオールナイトニッポンを聞いて笑えた(大事)